南カリマンタンでヘリ墜落、全犠牲者の身元特定

南カリマンタン州で9月上旬に発生したヘリコプター墜落事故で、国家警察災害犠牲者識別チームは9月13日、搭乗者8人全員の身元特定を完了したと発表した。

同州警察医療保健部門長ムハンマド・エル・ヤンディコ氏は同日、バンジャルマシンでの会見で、9月5日から進めていた特定作業が同日に終了したと述べた。犠牲者8人のうち、外国人3人は6日に、インドネシア人3人は7日に身元を特定。損傷が激しかったインドネシア人2人は、DNA鑑定を経て13日に特定に至った。

事故は9月1日、BK117 D3型ヘリコプターからの連絡が途絶え発生。残骸は3日に南カリマンタン州の森林地帯で発見され、翌4日夜には全員の遺体が収容された。