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アグン山再び噴火 噴煙二千メートル

バンドンにある山地質災害対策局(PVMBG)の情報によると、22日午前3時42分、バリ島北東部カランガセム県にあるアグン山が再び噴火した。噴煙の高さは山頂より2000メートルで、海抜5142メートル相当。PVMBG局長によると、噴煙は濃い灰色で南東から東の方向に流れている。
現在、アグン山の噴火警戒レベルはレベル3(警戒)のまま据え置きとされているが、当局は登山者や観光客も含め周辺住民らに火口から半径4キロメートル圏内の危険区域には近寄らないように呼び掛けている。また、雨季には火口から流れ出した溶岩流が川の上流に沿って流れてくるので、二次災害が起きる危険性もあり、十分な警戒が必要である。
アグン山では2017年11月21日から噴火が観測されている。現在インドネシアには127の活火山があり、69の山がPVMBGによって24時間継続的に監視されている。