9月20日、プラボウォ・スビアント大統領は大阪で開催中の2025年日本国際博覧会（大阪・関西万博）のインドネシアパビリオンを視察した。同国の革新、文化遺産、持続可能性へのビジョンを世界に示す狙いがある。
パビリオンは「Thriving in Harmony – Nature, Culture, Future」をテーマに掲げており、壮大な船を模したデザインは海洋国家インドネシアを象徴している。環境配慮型建築として、持続可能な素材や省エネシステムを導入。内部は４つのエリアに分かれ、生物多様性、文化遺産、未来に向けた地域の知恵を展示。著名芸術家デイヴィ・リンガー氏の写真展や伝統料理も来場者に提供している。
毎日約3万人が訪れるパビリオンで、プラボウォ大統領は来場者と交流した。インドネシアは豊かな文化と革新性を持つ国としての国際的なイメージ向上を目指す。
