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BYD、インドネシアEV市場で首位 シェア5割超

中国自動車大手BYDは、2025年1月から8月にかけてインドネシア国内で2万5500台以上の電気自動車(EV)を販売した。これにより同社は国内EV市場で50%を超えるシェアを獲得した。

BYDモーター・インドネシアの広報マネージャー、ナターシャ・ナタリア氏は「この実績は、インドネシアのEV産業発展を継続的に支援する我々のモチベーションとなる」と述べた。国内のEV販売は環境意識の高まりを受け、堅調に推移する。2025年8月時点で、EVの市場浸透率は10%超を記録した。

同社は、第3四半期全体を考慮すれば年末までに販売台数がさらに伸びるとの見方を示す。地域別では、西ジャワ州で2100台以上を販売。バンドンやデポックが主要な販売拠点となった。

BYDは、販売増を通じて国内EV普及を加速させ、運輸部門の炭素排出削減という政府目標の達成に貢献する方針だ。