インドネシア国家警察交通隊(Korlantas Polri)は10月9日、電子交通法執行システム(ETLE)による取り締まりを回避するため、ナンバープレートを隠蔽する車両に対し、厳格な措置を講じる方針を明らかにした。
アグス・スリョヌグロホ交通隊長は、ナンバープレートを隠蔽した車両も取り締まりの対象となると言明。ETLEが機能しない場合でも、警察官による手動取り締まりや携帯型ETLE、警告で対応するとした。同隊は、交通警察官が路上で引き続き取り締まりを実施し、違反行為を見過ごさない方針を示す。
さらにアグス隊長は、交通警察が交通ルール遵守の啓発活動を重視する考えを強調。「交通は社会の動脈であり、国の文化を映す鏡である」と述べ、市民への教育と理解を求める方針だ。