インドネシア国家警察は10月10日、機動隊の戦術車両がオンラインバイクタクシー運転手アファン・クルニアワン氏を死亡させた事故で、車両に乗っていた警察官3名に対し倫理規定違反による処分を決定した。
広報部広報課長のエルディ・A・チャニアゴ氏は、3名が抗議活動の対応中に指揮官や運転手に注意喚起を怠ったと説明。倫理規定に違反したと判断し、書面および口頭での謝罪を義務付けたほか、20日間の特別拘留措置も科した。
この事故では、運転手が7年間の降格処分、同乗していた警察長官が解雇処分となっている。また、同乗していた他の二人も同様に謝罪と特別拘留の処分を受けた。エルディ・A・チャニアゴ氏は、この一連の処分が警察組織内の規律と説明責任を確保するコミットメントの一環だと強調した。これにより、アファン・クルニアワン氏を巻き込んだ事故に関する警察内部の倫理調査は完了した。
