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南ジャカルタ、洪水対策を強化

南ジャカルタ市役所は、テベット地区メンテン・ダラム村パトラ地域における洪水対策として、泥の浚渫と貯水井戸の建設に着手した。

南ジャカルタ市長のムハマッド氏は、チデン川、パトラ連絡水路、保健省連絡水路で泥やゴミの浚渫を行うと発表。また、深さ28~30メートルの貯水井戸を5基建設し、それぞれ最大1万リットルの水を貯水可能と説明した。同氏は、これらの井戸が冠水対策に加え、地下水の量と質の維持にも不可欠と強調した。

南ジャカルタ水資源局長のサント氏は、パトラ地域の対策には500人の作業員と掘削機5台、ダンプトラック10台を投入したと説明。特にチデン川では厚さ1メートルの泥とゴミ、約1100立方メートルを2カ月で除去する計画を示した。浚渫は上流から下流まで徹底し、KPKビル裏からセティアブディ貯水池まで繋ぐことで、地域の浸水問題解決を目指す考えだ。