バンテン州セラン県警察は10月26日、同県カンプン・バレンコックで放射線に被曝した住民28人（8世帯）を、安全な地域である同県スカタニ村カンプン・ブニアンへ移転させた。これは放射線影響への迅速な対応の一環である。
移送はバンテン州機動隊のバスを使用し、セラン警察が厳重に警護。住民は移送前に健康診断を受けている。
移転先では、地元政府が用意した仮設住宅に入居。ベッドや調理器具、食料品など基本的な生活物資が提供された。
これに先立ち22日には、第1陣として住民64人（19世帯）がカンプン・スカラメに既に移転済み。セラン警察はセラン県政府など関係機関と連携し、被曝住民の生活再建を支援する方針だ。
