LINE公式アカウント 友だち追加はこちら

プラボウォ大統領、ASEAN・米国連携の重要性強調

インドネシアのプラボウォ・スビアント大統領は10月26日、マレーシアで開かれた第13回ASEAN・米国首脳会議で演説し、平和で開かれた豊かなインド太平洋地域を実現するためには、ASEANと米国の戦略的パートナーシップが不可欠であると強調した。

大統領は、米国との連携がASEANの統合と競争力強化に貢献し、ASEANが世界第5位の経済大国に成長した実績を挙げた。年間1220億ドル規模の対米輸出を通じ、62万5千人以上の米国人雇用創出にも寄与したと述べた。

また、変化する地政学情勢下での開かれ、予測可能で、包括的なインド太平洋の実現が重要だと提唱。パレスチナの人道危機に対する国際社会の「道徳的勇気」を求め、インドネシアがガザへの支援・復興努力を支持し、多国籍安定化任務や平和維持軍の派遣にも貢献する用意があると表明した。