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ITDC、バリ島で電気バス導入 環境配慮型観光を強化

インドネシア観光開発公社(ITDC)は11月15日、バリ島で電動シャトルバスの運行を開始した。環境負荷の低いグリーンツーリズムを推進し、持続可能な観光地としての魅力を高める狙いだ。

同社は、EVプロバイダーと提携し、バリ島でのEV導入を加速させる方針。この電気バスはIoT技術を統合し、車両位置やエネルギー効率をリアルタイムで監視する。運行に先立ち、バリ州政府などと2カ月間の共同試験を実施した。その結果、7,500キロメートル以上を走行し、エネルギーコストを31%、二酸化炭素(CO2)排出量を30%削減したことを確認した。

電動シャトルバスは、約1カ月間の試験運行として毎日午前9時から午後10時まで運行する。ヌサドゥア地区のホテル群と、「バリコレクション」「パシフィカ美術館」「デブダンショー」「ペニンシュラ島」などの人気観光地を結ぶ。