プラボウォ大統領は11月14日午後、ジャカルタのムルデカ宮殿でヨルダン・ハシミテ王国の国王アブドラ2世イブン・アル・フセインを国賓として迎え、両首脳は二国間関係の強化に向けた一対一の会談を行った。
大統領は同日午後、ハリム・ペルダナクスマ空軍基地でアブドラ2世国王を直接出迎え、共に宮殿へ向かった。宮殿では儀仗兵と多数の小学生が両国の国旗を振って歓迎。21発の礼砲が鳴り響く中、盛大な歓迎式典が執り行われた。
会談では、両国の協力関係深化について協議が進んだ。プラボウォ大統領は今年4月にもヨルダンを訪問し、アブドラ2世国王と会談。その際に防衛協力協定を含む3つの覚書が署名されている。
プラボウォ大統領とアブドラ2世国王は、共に米陸軍フォートベニングのレンジャースクール出身であり、1995年からの長年にわたる旧友だ。1998年にプラボウォ氏がインドネシアを離れ、ヨルダンに滞在した際には厚遇を受け、市民権の提供もあったが、プラボウォ氏はインドネシア国籍を維持することを選択した。


















