インドネシア中部地滑り、Baznasが緊急支援 21人安否不明

インドネシア国家ザカート寄付金管理庁（Baznas RI）は、中部ジャワ州チラチャップ県チベウニン村で発生した地滑り災害を受け、緊急災害対応チームを現地に派遣した。同庁のサイダ・サクワン流通・活用部門責任者は、現在も21人の住民が行方不明となっており、捜索救助活動を最優先で支援すると表明した。

地滑りは11月13日午後7時頃に発生。チブユットおよびタルカハン地区の住民家屋を押し流し、12棟が損壊、16棟が危険な状態にある。Baznasは緊急災害対応チームを直ちに派遣し、国家防災庁や国軍、警察などと連携。土砂で閉鎖された道路の啓開作業を進め、二次災害の可能性や避難経路の安全を確認する。