シンガポール発の幼児教育ブランド「キンダーランド」は11月15日、ジャカルタ進出30周年を迎え記念式典を開催した。同社は1995年の開校以来、音楽を取り入れた独自のバイリンガルカリキュラムを通じ、これまでに1万人以上の幼児を受け入れてきた。シンガポールの総合教育アプローチとインドネシアの文化的価値を組み合わせた教育方針が特徴で、両国の教育交流に寄与してきたとされる。
式典には、シンガポールのクォック・フックセン大使、キンダーランド・プレスクール・ジャカルタ創設者のシームン・スパルノ氏、理事のジョナサン・アディジャント氏、キンダーランド・インターナショナル・エデュケーション理事のシート・リーキアン氏が出席。関係者らは同ブランドが築いてきた教育的役割と、シンガポールとインドネシア間の文化的つながりに果たした貢献を振り返った。
30周年の節目は、質の高い幼児教育を通じて思いやりと国際的視野を持つ子どもを育てるという同社の理念を再確認する機会となった。イベントは園児によるパフォーマンスで締めくくられ、クォック大使は「教育は両国をつなぐ重要な架け橋であり、キンダーランドはその一端を担ってきた」と述べた。


















