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ジャカルタ南部デング熱1384件、保健局が予防を強化

ジャカルタ南部保健局は、2025年1月から11月中旬までにデング熱(DBD)患者を1,384件確認した。同局は引き続き監視を強化し、感染拡大防止に努めている。

ユディ同局長によると、発生件数は月ごとに変動し、7月が最多の181件、次いで1月が169件、2月が141件を記録した。地域別ではパンコランが216件と最も多く、次いでジャガカルサ(192件)、マパン・プラパタン(171件)が続く。

感染者数はここ数カ月で減少傾向にあるものの、同局はデング熱を依然として深刻な問題と捉える。予防策として、蚊の幼虫監視員の活動を週2回実施し、蚊の発生源対策を徹底。学校や住民居住区での燻煙作業や市民への啓発活動も進める。

ユディ局長は、高熱や筋肉痛などデング熱の症状がある場合は速やかに医療機関を受診するよう呼びかける。なお、ジャカルタ特別州全体では同時期に9,362件のデング熱が確認されており、ジャカルタ西部が2,676件で最多を記録した。