インドネシア証券取引所（BEI）のジェフリー・ヘンドリック取締役は11月21日、同国の資本市場が時価総額で世界上位20位、ASEAN地域では首位に達したと発表した。時価総額は15,300兆ルピア、1日の取引額は16兆9000億ルピア、投資家数は1950万人にそれぞれ到達。
総合株価指数（IHSG）は年初来で約19%上昇し、同日終値は8414.35だった。ヘンドリック氏は、イスラム金融資本市場がこの好業績に貢献したと指摘。イスラム金融の投資原則はリスク管理を重視し、普遍的価値を持つとした。BEIは「The Best Islamic Capital Market」賞を5回受賞している。
