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果物の輸出が好調 マンゴスチン前年比5倍

インドネシア農業省は、2018年の果物輸出額が前年比で26.27%と大きな伸びを示したと発表した。特にマンゴスチンは前年比500%と驚異的な数値を記録している。
果樹などを含む園芸商品全体の輸出は前年比で11.92%増。金額にして5兆ルピア(約3億5500万米ドル)と大きく飛躍した。特に中国やサウジアラビアなどに輸出されているパイナップルやマンゴーなどが好調で、ほとんどの商品が西ジャワ州の農家で生産されているという。
大躍進の裏には政策改革があった。政府は昨年、輸出の円滑な許可手続きを妨げるとして291の規制を撤廃し、オンラインでのライセンス受付などを開始していた。
農業省当局は「農作物輸出の増加は農民の生活・福祉向上のための最優先事項。先進国の要求に応えるため衛生面・安全面の品質改善も行われ、国の経済発展も後押しされている」と述べると共に、今後も輸出は増え続けるとの見解を示した。