宗教冒涜の罪で収監されていた元ジャカルタ特別州知事のバスキ・チャハヤ・プルナマ(通称アホック)氏が1月24日、西ジャワ州デポック市クラパ・ドゥアの刑務所から出所した。アホック氏は2017年の州知事選の選挙活動で行った演説の中でコーランの一節を引用し、これがイスラム教を侮辱する内容だったとして禁錮2年の実刑判決を受け収監されていた。
午前7時30分頃に迎えに来た長男と共に、拘置所の裏口から出所したと見られ、正門前に集まっていた多数の支持者の前には姿を見せなかった。出所後はまっすぐ自宅に向かったと見られる。
出所後、車中で長男と会話する様子を捉えた動画が同氏のYoutubeの公式チャンネル”Panggil Saya BTP”で公開されている。同氏はこれまで”アホック”という通称で呼ばれてきたが、出所後はイニシャルのBTPと呼んでほしいとソーシャルメディアに書き込んでいる。
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