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風を切る伝統アート!ビンタン島で熱狂を呼ぶ伝統的な帆船レース「Jong(ジョン)」

(c) travel.detik.com

ケプラウアン・リアウには、近代化やグローバル化のうねりの中でも色褪せない伝統的なミニチュア帆船レース「Jong(ジョン)」が存在する。

その歴史は古く、ジョホール・パハン・リアウ・リンガ王国の時代にまで遡る。悪天候で海に出られない漁師たちが、気晴らしとして競い合ったのが始まりだ。ジョンは軽くて加工しやすい木材から作られ、大きさは50センチから2メートルと様々だ。船体が1.5メートルの場合、帆の高さは2メートルにも及ぶ。動力は風のみであり、操舵手不在のまま純粋に風の力とスピードを競い合うのが最大の特徴である。

現在、この遊びは単なる娯楽を超え、人々を惹きつける魅力的な文化祭典へと進化している。4月初旬にはビンタン・ウタラのパンタイ・ラゴイで大会が開催され、カリムンやバタムのほか、マレーシアやシンガポールなどから31団体、526名もの参加者が集う予定である。

こうした独自の文化体験は観光客を惹きつける大きな力を持つ。色鮮やかなジョンが波打ち際を彩るこの祭典は、伝統の継承と新たな観光の魅力をみごとに両立させているのである。

もうひとネタ!
2025年のビンタン島への観光客数は国内外ともに前年比約20%増を記録しており、独自の文化を活用した観光資源化の成功例と言えるだろう。