バニュワンギにあるジオパーク・イジェンは、神秘的な「ブルーファイア」と美しい火口湖で知られている。しかし、その真の魅力は絶景だけにとどまらない。現在、ユネスコの再評価で「グリーンカード」取得を目指す同地は、山頂からマングローブの森まで広がる大自然のオーケストラなのである。
名物のブルーファイアは、大気に触れ燃焼する純粋な硫黄ガスが生み出す光景である。アイスランドのミーヴァトンでも見られるが、年間を通じて安定して観察できるのは世界でもこの地だけである。さらに世界最大の酸性火口湖も有し、国際的な研究資産としての価値も高い。
その魅力は沿岸部にも及ぶ。テルク・パンパンでは住民が守るマングローブ林が広がり、デサ・ウィサタ・ヴリンギン・プティでは自然保護と人々の営みが共存している。バニュワンギ県長のイプク・フィエスティアンダニ氏が語るように、この称号は観光と環境保護を両立させる、未来への架け橋なのである。
もうひとネタ!
暗闇に浮かぶブルーファイアをはっきり見るには深夜のトレッキングが必須ですが、強烈な硫黄臭があるため現地でのガスマスク着用はお忘れなく!
(※こちらのガスマスクや深夜トレッキングに関する補足情報は、一般的な観光情報に基づいています。訪問の際はご自身で最新情報をご確認ください。)


















