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税関でタイ人男性を拘束 5,600万円相当持ち込み

スカルノ・ハッタ国際空港税関は、多額の外貨を未申告で国内に持ち込もうとしたとして、タイ国籍の男性の身柄を拘束した。男性が所持していたのは35万米ドルで、日本円に換算すると約5,600万円相当にのぼる。

スカルノ・ハッタ税関のアリトナン局長によると、男性は6月22日に同空港に到着。手荷物のX線検査で不審な反応があったため、別室で精密検査を実施したところ、スーツケース内から100ドル紙幣3,500枚が発見された。男性は事前の申告を行っておらず、持ち込みに必要な許可も得ていなかったという。

インドネシアの現行規定では、1億ルピア(約90万円)相当を超える現金の持ち込みには税関への申告が義務付けられている。当局はマネーロンダリングなどの犯罪関与を視野に、金融取引報告分析センターやバンク・インドネシアと連携して捜査を進めている。男性の説明は変遷しており、当局は組織的な財務コンプライアンス違反の可能性についても精査する方針だ。関税法に抵触したと判断された場合、男性には最大で6億ルピア(約540万円)の罰金が科される可能性がある。税関当局は、通貨ルピアの安定維持と現金流通の管理を徹底するため、今後も厳格な取り締まりを継続する姿勢を強調している。