インドネシアでは11月頃から雨季が始まります。しかし、工場や倉庫の屋根の劣化は雨季だけで進むものではありません。強い日差しや昼夜の温度差にさらされる乾季も、屋根には大きな負担がかかっています。雨漏りの多くは雨季になって初めて発覚しますが、その原因はすでに乾季の間に進行しているケースが少なくありません。だからこそ、雨が降る前の今こそ屋根の状態を確認する最適なタイミングです。第3回目となる今回は、雨季前に確認しておきたい工場屋根の危険サインをご紹介します。
コラム本文
なぜ乾季に工場屋根を確認すべきなのか
インドネシアでは、雨漏りの相談の多くが雨季に入ってから寄せられます。しかし、屋根の劣化は雨が降っていない乾季の間も進行しています。強い紫外線や昼夜の温度差によって、ビス周辺やシーリング材、屋根材の継ぎ目などは少しずつ傷み、次の雨季に雨漏りとして表面化することがあります。
また、雨季は点検や補修工事の日程調整が難しくなるため、問題が見つかってもすぐに対応できないケースも少なくありません。乾季の今だからこそ、安全かつ正確に屋根全体を点検し、必要な対策を講じることができます。

雨季前に確認したい、工場屋根の危険サイン
雨季を迎える前に、次の項目を確認してみましょう。
- 昨年の雨季に雨漏りが発生した
- 部分補修を繰り返しているが、毎年場所が変わる
- ビス周辺やシーリングにサビ・ひび割れがある
- 屋根材の重ね部分に浮きや隙間がある
- 屋根の塗装が色あせている、または剥がれている
- 築10年以上で全面的な防水工事を実施していない
- 屋根の施工・補修履歴が残っていない
1項目でも当てはまる場合は、一度点検をおすすめします。特に3項目以上当てはまる場合は、部分補修だけでは十分な対応が難しくなっている可能性があります。


「まだ漏れていないから大丈夫」ではない理由
工場の金属屋根は、雨漏りが発生する前から劣化が進行しています。ビスのゆるみやサビ、シーリング材の硬化、屋根材の継ぎ目のわずかな隙間などは、乾季の強い日差しや気温変化の影響を受けながら徐々に悪化していきます。
雨漏りが起きてから補修を行うと、生産設備や製品への影響が発生するだけでなく、応急処置では根本的な解決にならないケースもあります。大切なのは、「漏れてから直す」のではなく、「漏れる前に状態を把握する」という考え方です。
無料漏水診断で雨季に備えましょう
FORTUNA SATU INDONESIAでは、工場・倉庫を対象に無料の漏水診断を実施しています。
専門スタッフが屋根全体の状態を確認し、劣化状況や補修が必要な箇所を診断レポートとしてご報告します。診断からレポート作成まで費用はかかりません。
雨季が始まる前の今だからこそ、屋根の状態を確認し、安心して雨季を迎えるための準備を始めてみませんか。お気軽にお問い合わせください。
まとめ
雨季前の点検が、工場を守る第一歩
工場の屋根は、雨漏りが発生してからではなく、雨季を迎える前に状態を確認することが重要です。乾季は屋根全体を安全に点検し、必要な補修を計画的に進められる絶好のタイミングです。
「まだ雨漏りしていないから大丈夫」と考えていても、屋根の劣化は目に見えないところで進行していることがあります。早めに異常を発見し対策を講じることで、設備や製品への被害、生産停止などのリスクを未然に防ぐことにつながります。
今年の雨季を安心して迎えるためにも、一度工場屋根の状態を確認してみてはいかがでしょうか。
次回予告
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本連載では、インドネシアにおける雨漏り問題を段階的に整理しています。
過去の記事は、以下のリンクからご覧いただけます。
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