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国会、LGBT刑事罰法案の検討着手へ イスラム機関に草案提出を要請

国民代表議会のサアン副議長は6月30日、国内最高位のイスラム指導者機関であるインドネシア・イスラム指導者会議(MUI)に対し、現在作成が進められているLGBT刑罰法案の草案および学術論文を速やかに提出するよう求めた。国会の正規の立法メカニズムに基づき、内容の精査を進める方針だ。

サアン氏はジャカルタの国会庁舎で記者団に対し、「国会はMUIが進める法案準備や市民からの要望に対し、開かれた姿勢で臨む」と述べた。今後、提出される草案の具体的な内容が、国内の法的な必要性や既存の法体系との整合性を満たしているかが議論の焦点となる見通しだ。

今回の動きの背景には、公共の場におけるLGBT活動の拡大に対し、宗教的な啓発だけでは対応が困難との見方がある。MUIのホリル副会長は、道徳的アプローチや社会的指導には限界があると指摘。より明確な法的根拠を整備するため、同法案を国家立法プログラムに組み込むことを目指し、草案の完成を急いでいる。