プラボウォ大統領は7月9日、パーム油を50%混合したバイオディーゼル燃料「B50」の供給を正式に開始した。 これは同国が掲げるエネルギーの自給自足実現に向けた歴史的な転換点となる。 西ジャワ州カラワンで行われた式典で大統領は、国産パーム油を活用した燃料生産の拡大により、ディーゼル燃料の輸入依存を大幅に縮小できると強調した。3年から4年以内には、燃料を含むエネルギー全般の完全な自給体制を構築する構想だ。
バリルエネルギー・鉱物資源相によれば、B50はトラックや船舶、農業用機械などを用いた厳格な試験を経ており、従来のB40と比較して水分含有量が少ないなど優れた結果が確認されている。供給体制の整備も加速している。
国営石油プルタミナ・パトラ・ニアガ社は、国内126カ所の拠点のうち29カ所のターミナルでB50の供給準備を完了した。 同社のキティ副社長は、今後段階的に供給網を広げる方針を示した。 政府は9月末までを移行期間とし、B40の在庫販売も並行して認める。 今回の施策により、多額の外貨節約とエネルギー安全保障の強化が期待されている。















