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カリマンタン島でダヤック族の伝統建築「ルマ・ブタン」を学ぶ

カリマンタン・トゥンガ州、コタワリンギン・バラット県の幹線道路沿いに、スク・ダヤックの伝統的な高床式住居「ルマ・ブタン」がそびえ立つ。

現地ホテルのデューティマネージャー、ジュリアン氏によれば、この建築が誇る最大の特徴は高床式という点だ。野生動物の侵入を防ぐのが目的であり、夜間には前面のハシゴ状の階段が上へ引き上げられる仕組みになっている。一つの家には子供や孫など何世代もの家族が共に暮らし、風通しの良い広い室内を共有している。一方で、現地ガイドのメルダ氏によると、床下の空間は家畜の飼育スペースとして有効活用されている。

今回紹介するパシル・パンジャンの建物は観光用のレプリカだが、現地で「鉄の木」と呼ばれる極めて頑丈な木材「カユ・ウリン」が惜しみなく使われている。周囲ではダヤック族の伝統的なアクセサリーの鑑賞や、かつて狩猟に用いられた無音の吹き矢「スンプ」の射撃体験も可能だ。

バンダラ・イスカンダル空港から車やバイクで約8分というアクセスの良さも魅力である。大自然と共生してきた人々の息吹を、あなたも肌で感じてみてはいかがだろうか。

もうひとネタ!
本物の「ルマ・ブタン」はレプリカよりさらに巨大。今も川で水浴びや洗濯をする、大自然と一体になったダヤックのリアルな暮らしがさらに旅情をかき立てる。