記事要約
海洋水産省(KKP)はバリ島産のハタとサバヒーの稚魚の輸出額が、8月までに64億1,000万ルピア(約6,090万円)に達したと発表した。これは2025年通期の実績である約4,210万円(44億3,000万ルピア)をすでに上回る。輸出量は329万匹と前年の352万匹をやや下回るが、取引価格の上昇などから輸出額は大きく拡大した。
海洋水産物品質管理監督庁のイシャルティニ局長は、バリ産の稚魚販売が国内外の双方で過去2年間にわたり増加傾向にあると指摘した。この背景には、同局が実施するCPIBと呼ばれる優良魚類繁殖規範がある。水質や廃棄物、抗菌薬、重金属、化学物質などの安全性を厳格に検査し、国際市場での製品競争力を高めている。主な輸出先はタイや台湾、シンガポール、マレーシアである。
また、海洋水産物品質管理監督局デンパサール事務所のデディ局長は、直近の2カ月でタイ向けに60万匹以上の生きたハタの稚魚輸出を支援したと明かした。品質基準の適合に伴い、バリ島における水産養殖ビジネスは大きな成長機会を迎えている。
















・KKPが導入した品質認証制度により、国際市場における製品の競争力が向上した。
・主な輸出先はタイや台湾などで、直近2カ月でも現地当局の支援による生体輸出が活発化している。