記事要約
政府系投資管理機関ダナンタラの最高執行責任者ドニー氏は、西スマトラ州で続く軽油不足問題の解消に向け、速やかに対処する方針を明らかにした。同州のマヒェルディ知事との会談で表明した。国営石油プルタミナ傘下の流通会社プルタミナ・パトラ・ニアガの社長を直ちに招集し、流通網の改善を指示する。会談でマヒェルディ氏は、州政府がプルタミナから燃料流通データを得られておらず、適切な監視や不正防止に支障が生じていると訴えた。これに対しドニー氏は、経済活動や住民生活への悪影響を防ぐためにも、長引かせることなく早期に解決すべきだと強調した。
両者はエネルギーやインフラ分野の戦略プロジェクトについても幅広く協議した。マヒェルディ氏は、総額5兆3,500億ルピア(日本円に換算した金額で約514億円)にのぼる太陽光発電やガス発電など5件の計画案を提出した。ドニー氏はこれを歓迎しつつ、許認可などの準備体制の整備を求めた。また、違法鉱山対策としてアンタム社を中核とした秩序ある採掘エコシステムの構築を提案した。双方は今後、実務者協議を通じて各プロジェクトの実現を急ぐ方針である。
















・不正流用防止のため、州政府への燃料流通データの開示が課題となる。
・5兆3,500億ルピア(約514億円)規模の太陽光発電など、インフラ開発も協議。