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エルニーニョでインフレ3.5%に上昇も 大手銀予測

記事要約
・エルニーニョ現象により、2026年末の全体インフレ率が最大3.5%に達する見通し。
・食品インフレは6%に達し、特に赤タマネギや赤トウガラシが影響を受ける。
・インフレ上昇は中銀の目標範囲内であり、影響は十分に管理可能。

大手金融のバンク・マンディリは9月3日、現在発生しているエルニーニョ現象の影響により、2026年末の全体インフレ率が3.5%まで上昇する可能性があるとの予測を明らかにした。同行のマクロ経済・金融市場研究部門を率いるディアン氏によれば、この年末予測には下半期におけるエルニーニョの発生リスクが事前に織り込まれている。最も大きな影響が懸念されるのが食品インフレ(生鮮食品など)であり、年末には6%に達する見通しだ。

中央統計局が発表したデータによると、8月時点の食品インフレ率は前年同月比で4.06%上昇していた。特に赤タマネギや赤トウガラシといった園芸作物への打撃が想定される。エルニーニョ指数が11ポイント上昇するごとに、赤タマネギの価格は2.4%、赤トウガラシは2.2%それぞれ押し上げられる計算だ。ただ、全体のインフレ上昇自体はインドネシア中央銀行が設定する2.5%プラスマイナス1%という目標範囲内に収まる見込みであり、同氏はエルニーニョの影響について十分に管理可能な水準にとどまると分析している。