記事要約
国家栄養庁のスダリヨノ長官は9月3日、国会第9委員会において、2026年度予算に含まれていた5,300億ルピア(約50億8,000万円)規模の大型LEDディスプレイ調達計画を正式に中止したと明らかにした。同計画を巡っては、消防用航空機の調達額である4,800億ルピア(約45億6,000万円)を上回る巨額であるとして、ソーシャルメディア上で批判が高まっていた。
スダリヨノ長官の説明によると、同計画は政府調達システム「イナプロック」上で今年4月1日に開始されたが、当時は同氏ら現在の国家栄養庁幹部が就任する前であった。同年7月に着任した現体制が計画を精査したところ、予算の裏付けがなく、価格の決定根拠も不十分であることが判明した。同氏は「そもそも予算が存在しないため、仮に調達を実行すれば制度上の決定的な誤りになる」と指摘し、速やかに中止を判断したと強調した。
撤回手続きの完了には一定の時間を要するものの、計画はすでに完全に中止されたとしている。 今回の迅速な決定は、前体制下で進められた不透明なプロジェクトを是正する姿勢を強く示すものとなった。
















・現首脳陣の就任前に開始された案件で、予算や価格の根拠を欠いていた。
・スダリヨノ長官が国会で予算不足を理由に、計画を撤回したと明らかにした。