記事要約
格付会社のフィッチ・レーティングス・インドネシアは、インドネシア郵便公社の長期格付けを「CC」から「C」へ引き下げたと発表した。イスラム債の利払い不履行が要因だ。発行体見通しは示されず、極めて高い価格変動性を反映した格付けとなった。
今回の引き下げは、2026年8月27日に支払期日を迎えた第1回持続可能スクック・イジャラ第2期A〜Cシリーズ第5回の利払い延期に伴う措置だ。未払いの利息総額は116億5,625万ルピア(約1億800万円)に上る。同社は開示情報で、社内のキャッシュフローおよび資金流動性の悪化により利払い要求に応じられなかったと認めた。同社は現在、契約に基づく14営業日の支払猶予期間に入っている。フィッチ・レーティングス・インドネシアは単体信用力も「C」に引き下げており、実質的なデフォルト手続きが始まっているとの見方を示した。
同社は7月にも別のスクックで241億5,000万ルピアの利払いを一時延期していた。この支払いは猶予期間内の7月27日に完了したものの、今回再び支払いが延期され、資金繰りの厳しさが改めて浮き彫りとなった。

















・フィッチ・レーティングス・インドネシアが格付けを「C」に引き下げた。
・資金不足が原因であり、同社は14営業日の支払猶予期間に入った。