LINE公式アカウント 友だち登録はこちら

ブンクル州のコーヒー中小企業 世界市場開拓へ

記事要約
・ブンクル州の中小企業がコーヒーの輸出拡大を目指す。
・粒径や水分量など国際市場が求める厳しい品質基準への対応が課題となる。
・地方政府は「コーヒー学校」などを通じて農家の技術支援を強化している。

国内5位以内のコーヒー生産量を誇るブンクル州で、地元の中小企業による世界市場開拓への取り組みが本格化している。同州には、ルジャン・レボン県原産のシンタロやクパヒアン県のセハセンなど、数々の品評会で受賞歴を持つ高品質なロブスタ種が存在する。十分な供給能力と優れた味わいを備える一方で、国際市場への輸出には栽培から出荷までに及ぶ厳格な品質管理が課題となっている。

同州クパヒアン県でコーヒーを生産している農家のサイフル氏は、自社製品の海外展開を目指している。しかし海外バイヤーは、完熟豆の選別や水分含有量、豆の直径の均一化のほか、詳細な品種区分や行政手続きに至るまで多角的な基準を求める。こうした要求は、従来の伝統的な栽培方法や簡易的な設備のみでは対応が困難とされる。

この事態を受け、地方政府は農園段階からの品質底上げを図る。数十の農家グループに向けた「コーヒー学校」の開講をはじめ、優良な接ぎ木苗の供給や肥料の確保など、生産者の技術向上と包括的な支援策を拡大している。