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マスクと消毒液を高額転売 33人を告発

インドネシア国家警察は、新型コロナウイルスの感染拡大に乗じて、マスクと手指消毒液を買占め、高額で転売していた容疑で33人を告発した。

国家警察のサプトラ広報官によると、国内の18カ所においてマスクや消毒液の買い占めが確認された。そのうち6件はジャカルタで、4件は東ジャワ州で、3件は西ジャワ州で確認された。逮捕に至っているのはわずか2人とのこと。

2014年の商法107条によると、商品を買占め市場の供給量をわざと少なくし価格を釣り上げる行為は最長5年の禁錮刑と500億ルピアの罰金刑に課せられる可能性がある。

また、2009年の保健法197条により当局の認証を得ていないマスクなどの医療用品を販売した場合には最長15年の禁錮刑と150万ルピアの罰金刑が課せられる可能性がある。