気象・気候・地球物理学庁(BMKG)の最近の調査によると、インドネシアの気温と湿度が高いという気候上の特徴が新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を抑えているということが確かめられた。しかしながら、人々が頻繁に移動することと社交活動が活発なことがウイルスの拡散につながっているという結果も得られた。
この研究はBMKGとガジャマダ大学(UGM)が共同で行い、モデルや統計解析を基に結果を得た。研究チームは3月26日に結果を大統領に報告したとも明らかにしている。
他の研究チームによると新型コロナウイルスにとっての最も好適な条件は気温が8から10℃で湿度が60から90%の場合という。インドネシアは年間の平均気温が27から30℃で湿度が70から95%であるため、新型コロナウイルスの拡散には向かない気候とのこと。