17日に大統領選討論会場付近で発生した爆発事件を受け、テロ対策専門家のアル・チャイダル氏は、4月17日に実施される大統領選に向け、警察はインドネシア国内のテロ組織に対して十分に警戒する必要があるとコメントした。
18日、取材に応じた同氏は、ジャワ島を中心に、ジャマー・アンシャルット・ダウラ(JAD)と呼ばれるイラク・シリア・イスラム国(ISIS)へ忠誠を誓うインドネシアの過激派テロ組織の構成員が少なくとも137人ほど潜んでいるとの見解を示した。JADの他にも活動を続けているテロ組織が複数存在しているとの考え。
また、アル・チャイダル氏は17日夜の爆発事件について、JADの構成員が関与している可能性が高いと述べ、おそらくJAD上層部からの指令ではなく構成員の独断で爆弾を仕掛けた可能性が高く、ブカシ周辺で活動を続ける小規模テロ組織による犯行ではないかと指摘した。
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