ルフット海事・投資調整相は2日、インドネシア政府は5月下旬(24日または25日)の断食明け大祭(レバラン)前後の長期休暇中の帰省を正式に禁止しない方針と明らかにした。
前月30日から行われたレバラン帰省に関する参加者限定閣僚会議にてジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領が決断した。
当初は帰省禁止令が発令されると見られていたが、全く逆の決断であった。しかし、政府としてはコロナウイルス感染拡大を避けるため帰省を控えてほしいと呼びかけており、祝日を延期することも検討されている。
レバラン帰省した国民は、その故郷で14日間隔離生活が義務付けられる。また帰省用バスのチケット価格を引き上げ、乗客定員40人のバスは20人を上限として運行する予定。