青年・スポーツ省は1日、映画館に対して映画の上映開始前にインドネシア国家「インドネシア・ラヤ」を流すよう求める文書を撤回した。わずか2日前にイマム・ナフラウィ大臣が同文書に署名したばかりだった。同省は、撤回は様々な理由によるとした上で、ネット上で起こった抵抗や混乱が原因だと示唆した。
大臣が署名した文書がネットで拡散した後に、ソーシャルメディアのツイッターでは「国歌を流すと愛国心が湧くという調査結果があるのか?」「映画館に遅れて着いて、国歌が流れた後だったら、罰を受けるのか?」「歌で愛国心は生まれない」などの書き込みが相次いだ。
また、文書を撤回するとの発表後は、再び「何か決定をするときにはまずよく調査をするべきだ。今回は単に物笑いの種になっただけだ」などの批判的書き込みが続々となされている。
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