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デング熱猛威続く 約1カ月で死者176人に

インドネシア保健省は5日、2019年に入ってからのデング熱による死者が176人に達したと発表した。死者数は、前日4日に発表された169人から1日で7人も増加しており、デング熱の急激な拡大に同省は警告を発している。
保健省によると、1月1日から2月5日までに確認されたデング熱感染者は1万6692人。同省担当者は死亡まで至ってしまうケースのほとんどが、治療の遅れによる合併症の併発や重症化と指摘。「デング熱は4~10日の潜伏期間の後に発症する。発疹は必ずしも出るとは限らないため、激しい頭痛や目の痛み、筋肉・関節痛などの症状が現れたら、すぐに医療機関で受診し治療を受けてほしい」と呼び掛けている。