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バングラデシュ人296人を拘束 アチェ州

メダン入国管理局は2月8日、メダン市内に潜伏していたバングラデシュ国籍の男らを捜索し、296人を拘束したと明らかにした。
入国管理局によると、男らは正規のパスポートや観光ビザを所有しているが、ブローカーの斡旋によりマレーシアで就労することが本来の目的だったと供述しているという。男らは、ブローカーからマレーシアでの就労を約束され、マレーシアから近いという地理的理由でメダン入りしていた。
事件発覚のきっかけとなったのは5日午後10時30分頃、近隣住民からメダン市内のルコ(店舗兼住宅)に多くの男が軟禁されているとの通報があった。入国管理局職員が駆けつけると、そこで59人を発見。その後も、次々と近くの場所に隠れていた男らを発見し、計296人を拘束した。
健康状態は良好で皆、働き盛りの年齢だという。当局はブローカーの行方を追っており、男らの強制送還の手続きには時間を要するとコメントしている。