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狂犬病感染がさらに拡大 西ヌサトゥンガラ州

西ヌサトゥンガラ州ドンブ県で狂犬病感染が拡大している。昨年8月から今年2月までに527人が犬に噛まれ、うち5人が命を落としている。月に約90人が犬に噛まれるという異常事態に、州政府は2月に入り緊急事態宣言を発令。狂犬病の拡大防止に向け対策に乗り出した。
西ヌサトゥンガラ州保健庁によると、狂犬病はドンブ島とスンバワ島でのみ発生しており、ロンボク島での発生は報告されていない。そのため州はスンバワ島からロンボク島への犬、猫、サルの移動を一時禁止。流行が広がる地域では予防接種を実施するなど対応に追われている。