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違法金鉱山で崩落事故 数十人が生き埋めに

国家災害対策庁(BNPB)は、北スラウェシ州ボラアン・モンゴンドウの違法金鉱山で2月26日夜、地滑りによる崩落事故が発生し、坑内にいた作業員60人が生き埋めになったと明らかにした。
エネルギー・鉱山資源省(ESDM)は、地滑りの原因解明と犠牲者救出のために鉱山検査官3人を派遣し、中部スラウェシ地方政府に対して違法金鉱山を取り締まり、法的措置を取るよう求めた。
事故現場では、レスキュー隊が重機で救出活動を続ける一方で、救助作業を円滑に行うために、生き埋めとなった作業員の家族は事故現場に立ち入らないよう指示されている。家族らは最寄りの地方公共病院で待機し、村長からの情報を待っている。3月3日時点で28人が救出された。うち9人が死亡し、19人の生存が確認されている。