中部ジャワ州のスラカルタ(ソロ)当局は、屋外におけるたばこ広告を全面的に禁止することを計画している。たばこ税とたばこ広告に課される税による税収はそれぞれ年間20億ルピアと85億ルピアで、市はこれらの税収が大幅に減ることを容認した上で、来年子供にとって住みやすい都市という称号を獲得することを目指している。
スラカルタの他にも全国で10の都市が公共の場所でのたばこ広告の禁止を掲げている。ジャカルタでも2015年に屋外広告が禁止されている。
インドネシアでは15歳以上の喫煙率が1995年の27%から2013年には36.3%と大幅に上昇しており、たばこ広告が若い世代の喫煙率を高める要因となっていると考えられている。また子供たちは広告を目にすると喫煙は自然な行為と捉える傾向があることから、子供の遊び場の近くでの屋外広告禁止に効果があるものと期待されている。
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