ジャカルタから普段は見えないボゴールのサラック山やグーデー山の連なりを撮影した写真がソーシャルメディアへ投稿され、話題となっている。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、大規模な社会的制限(PSBB)が実施される中、明らかな大気汚染の改善が見られた。
インドネシア環境団体によると、最近では大気汚染が原因で見られなかっただけで、昔であれば珍しいことではなかったという。
同団体のヌル・ヒダヤティ常務理事は「これを機に輸送機関や工場の排気、石炭火力発電所を原因とするジャカルタの大気汚染に関する住民意識を今一度高めてほしい。
その意識改革により現在のジャカルタの大気汚染の改善を維持できるだろう」と話している。