ユスフ・カラ副大統領は3月12日、インドネシア政府は、海外で拘留中のインドネシア人の釈放や減刑に向けて今後も尽力すると副大統領宮殿で行われた記者会見で明らかにした。
前日の11日、マレーシアで北朝鮮の金正恩委員長の異母兄金正男氏を殺害したとして逮捕、起訴されていたシティ・アイシャさんの釈放を受け、証拠不十分な場合は必ず当該国へ働きかけると主張した。インドネシア政府は、アイシャさんの釈放に関して、これまで外交ルートを通じ継続的に早期解決を求めていた。
マレーシア検察は一方、拘留中のベトナム籍のドアン・テイ・フォン被告の起訴は取り下げず、公判の続行を決めた。次回公判は4月1日の予定。マレーシア検察は、ベトナム政府が求めた起訴の撤回に応じなかった理由を明らかにしていない。
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