ボゴール市タナーサレアル区のチレブット~ボゴール駅区間の踏切近くで3月10日10時15分頃、ジャティネガラ行きの通勤電車車両(KRL)が脱線し、乗客17人が負傷した。脱線した車両は大きく傾いたものの幸いにも死者は出ておらず、負傷者は全員救出され病院へ搬送された。
インドネシア通勤電車株式会社(KCI)は負傷者を搬送後、車両の撤去作業を行ったが、事故の影響で多くの乗客が何時間も足止めされる状態となった。
事故を目撃した踏切監視員のダヤットさん(52)は「事故の発生直前に電車の屋根の部分が電気ケーブルとぶつかり、その直後に前方車両が脱線した。車両内にはたくさんの乗客がおり、皆慌てて飛び出していた」と話している。事故原因は分かっておらず、KCIが詳しい調査を続けている。
コメントを残す