配車アプリのグラブ・インドネシアは5日、2~3月のグラブ・マートの利用件数が前年同期から22%、グラブ・エクスプレスの利用件数が同21.5%増えたと発表した。
新型コロナウイルスの流行拡大を受け、社会的距離をとる動きが広がる中、デリバリー需要が増えたため。
グラブ・マートはオンラインの食料販売サービスで、グラブ・エクスプレスは配達サービス。さらにグラブ・フードの利用件数も4%伸びた。とりわけ健康的な食品の注文は7.4%伸びている。
ただし、インドネシアの消費者は現在もフライドチキン、アイスコーヒー、麺類を好んで注文している。またこの期間、グラブ・フードのドライバーが受け取るチップが伸びている。