汚職撲滅委員会(KPK)は3月15日、開発統一党(PPP)のロマフルムジ党首を宗教省内の人事に関連する汚職容疑で逮捕した。
東ジャワ州警察のフランス・バルン・マンゲラ広報官によると、同党首は同州シドアルジョ県にある宗教省の事務所で逮捕されたとのこと。逮捕後に同党首は東ジャワ州警察本部に連行され取り調べを受けた。
PPPは連立与党に名を連ねることから間もなく行われる大統領選と統一地方選への影響が懸念される。また、この事件に関連して、KPKは宗教省のルクマン・ハキム・サイフディン大臣の執務室から現金1億8000万ルピアと3万ドルを押収した。KPKの広報官によると、KPKは現金の他に宗教省とPPPとのつながりに関する文書も押収したとのこと。
一方、PPPのアルワニ・トマフィ副党首は、ロマフルムジ党首の汚職疑惑にサイフディン大臣が関係していることを否定する発言をしている。
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