オフィススペースの需要回復は新型コロナウイルスの収束後に拡大する――。米系不動産サービス大手ジョーンズ・ラング・ラサール(JLL)がこのほど、こうした見方を示した。新型コロナウイルスの流行を受け、在宅勤務が増えているが、オフィス需要は伸びるとみている。
JLLは現状でも、新型コロナウイルスの流行を受けたソーシャルディスタンシング(社会的距離の確保)の推進が、オフィス空間の拡大につながる可能性があるとみている。
JLLは、地域別ではジャカルタのオフィス市場が新型コロナウイルスにより全国で最も大きな打撃を受けていると指摘する。ただし、在宅勤務が広がっていたとしても、新型コロナウイルスの流行が収まれば、需要は回復するとみている。