中部ジャワ州レンバン県パモタン郡で5月25日午後8時半ごろ、レンバン県所轄の警察官が運転する警察車両が民家に突っ込み、住民2人が死亡した。
死亡したのは、この家に住む女児(3)と祖母(50)で、自宅内にいたところ事故に巻き込まれた。目撃証言から、この警察車両は、猛スピードで走行中に通行人を避けようとしてバランスを崩し、沿道にある民家へ突っ込んだという。
事故当時、警察官は制服を着用していた。また娘と母親を同時に亡くした家主のマハフズさんによると、この警察官からはアルコールの匂いがして滑舌が悪かったうえ、「自分は運転をしておらず、運転手は逃げた」と容疑を否認しているという。現在、中部ジャワ州警察が詳しい事故の経緯を調べている。