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SNSでデマを流されたと勘違い 集団暴行で男性死亡

東ジャワ州マラン市でソーシャルメディア上の偽情報をきっかけとした集団暴行事件が発生し、同市に住むスヨノさん(34)が死亡した。
マラン警察は4日、暴行に関与した疑いで男5人と女2人を逮捕した。主犯格は20歳の女で、警察によると、女の家族が麻薬使用の疑いで逮捕されたとスヨノさんに偽情報を流されたと勘違いしたことが事件のきっかけだったという。しかし、その後の警察の調べで、スヨノさんが情報提供者という根拠はなかったと判明した。
事件当日の朝2時半頃、女はスヨノさんと市内のカフェで会い、犯行現場となったガダン橋へ連れて行った。すると、待ち構えていた他の仲間らが、到着したスヨノさんに殴る蹴るなどの暴行を加えた。その後、興奮した加害者の1人が持って来たナイフでスヨノさんの胸を4ヵ所刺して殺害。早朝で目撃者はいなかったが、警察が現場近くに設置された監視カメラから犯人を割り出し、逮捕に至った。