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穴開きの在外投票用紙が大量に見つかる マレーシアで

マレーシアのスランゴル州内の2ヵ所で、黒いビニール袋などに詰められた投票用紙が大量に発見された。投票用紙はインドネシア大統領選および立法府議員選挙のもので、中にはすでに穴が開けられているものもあった。
インドネシアの選挙で使われる投票用紙は、大きめのやや厚みのある紙に候補者の名前、顔写真、政党のロゴがカラーで印刷されたもので、投票したい候補者の欄に釘で穴をあける方式。選挙管理委員会(KPU)は2名の委員を現地に送り調査にあたっているが、マレーシアの現地警察が捜査中のため当該の投票用紙へのアクセス権がないと公表している。
一方で、報道陣の取材に応じたKPUのイルハム・サプトラ委員は、今回発見された投票用紙は無効で2019年大統領選の選挙結果には影響せず、在外投票は引き続き受け付けると述べた。通常、在外投票は郵便で行われる。

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