中国と進めている鉄道プロジェクト日本も参加してほしい――。インドネシア高官がこのほど、ジャカルタと西ジャワ州バンドンを結ぶ高速鉄道の事業主体インドネシア中国高速鉄道社(KCIC)に、日本企業の参加を期待しているとの考えを示した。
アイルランガ・ハルタルト経済担当調整相は今回、「日本の参加を期待するアイデアはジョコ・ウィドド大統領からのものだ。政府はこの事業の遅れや予算超過の状況を見直しており、こうした考えが出てきた」と説明する。
また「大統領は、この鉄道をバンドンまでではなく、スラバヤまで伸ばすことを希望している。同時に日本がこのプロジェクトのコンソーシアムに入ること期待している」と語る。
インドネシア政府は日本が参加することにより、事業が円滑に進むとみている。